近年ではファッションやオシャレの一環としてタトゥーを入れたいと考える人がいます。特に女性の間で人気になってきているのが消えるタトゥー。
そんな消えるタトゥーの中で最もポピュラーなの「ヘナタトゥー」。古くは約4000年以上も前から愛されており、かのクレオパトラも指に施していたとか。
ヘナは現地で装飾以外にはトリートメントや染毛剤、やけどの治療等などと日常的に使用されている身近な物。
ヘナタトゥーは美しく装飾するだけではなく、幸せを願ったり、魔よけの意味もあります(特にインドでは結婚式前に行われる儀式が有名)。
デザインの特徴はもちろん、他のタトゥーとの違いヘナアタトゥーの全てを紹介していきます!気になる方は是非チャレンジしてみて下さい。
※消えるタトゥーの中で「ジャグアタトゥー」というのもあるのでコチラも見てみて下さい。


MAP OF TATTOOはタトゥーに興味のある多くの方に、有効な情報を提供できるサイトであるよう活動しています
「TATTOOを入れたいけど、どうしたら良いか分からない」「TATTOOで後悔したくない」などの相談やカウンセリングも行っています
ヘナタトゥーって何??
先ずはヘナタトゥーがどんな物なのかを詳しく見ていきましょう!
素材=葉 色=茶褐色、オレンジ
ヘナタトゥーとは、※植物由来のインクを用いて肌に装飾することで、まるでタトゥーのように楽しめるボディアートの一種。植物由来100%のものがほとんどですが、中には化粧品などに含まれる成分を添加している場合もあります。
※(ヘナンと呼ばれるエジプト、インドなどの乾燥した水はけの良い丘陵に育つ植物。その葉を乾燥させたペースト状にした物)
肌の1番上の層である角質にインクを載せていきます。角質のタンパク質とインク内の色素が反応して茶褐色、オレンジ色に発色します。
タトゥーシールのような変なテカリが無く、色に特徴があるので一目でヘナタトゥーと分かります。(角質を染めるので、水や汗、擦れに強い)
肌のターンオーバーに合わせてだんだんと薄くなり約2週間で消えます。
通常のタトゥーと何が違うの?
通常のタトゥーは針を使ってインクを真皮と呼ばれる層に入れていきます。もちろん痛みも伴います。
傷口と同じなので腫れがあり、最初は色が濃く、色が落ち着くまで約1ヶ月程かかります。
しかしヘナタトゥーは肌を傷つけませんし、痛みもありません。表皮と呼ばれる層にヘナタトゥー用の※針(ボールペンのような物)を使って施術を行います。

※現地(主にアマゾン川流域の南米など)では木の枝などを使って描かれます。
インクをドライヤーで乾かし、ガーゼなどで保護。3~4時間後にインクを水又はぬるま湯でしっかり落とします。
次の日から徐々に発色をはじめて、3日目あたりで最も濃い色に。そして皮膚の代謝とともに色が落ちていくのです。(個人差はありますが2〜3週間と言われています)

他の「消えるタトゥー」と何が違うの?
ジャグアタトゥー(INK BOX) | ヘナタトゥー | |
素材 | ゲニパアメリカーナ (チブサノキ) ※西インド諸島や南米など 熱帯雨林で育つフルーツ | ヘンナ(ヘナ)※エジプトやインドで育つ緑葉の植物 |
色 | 紺色、濃紺色 | 茶褐色、オレンジ |
アレルギー反応 | ナッツ類・イチゴ・ アルコール | ナンバンアイ葉 (インディゴ) |
ヘナタトゥーはどこで入れられるの?
ヘナタトゥーはヘナアート、メヘンディなどと呼ばれているボディーアートの一つです。
元々はインド、アジアや中近東などに住む先住民の文化です。日本でヘナタトゥーの施術を受けたい場合も安心して下さい。専門で行なっているスタジオやサロンがあります。
(ほとんとが都心部にあるので地方在住の方が行きにくいのは残念なところです)
また、今ではセルフでできるヘナタトゥーのキットなども通販で販売されています。3,000円-5,000円ほどで販売されており、ヘナタトゥー専門のサロンで施術を受けるよりは安価で手に入れられます。
デザインが完成されていて、そのまま肌に写せるシールも付属されている場合が多いので気に入ったデザインがあればシールを利用するのもオススメです。
また、練習は必要ですが納得いくデザインを自分自身で描けるのも良いところだと言えるでしょう。
こんな人にヘナタトゥーはオススメ!
●大学生や専門学生
最近では夏休みなどの期間中に、学生がヘナタトゥーを入れる例なんかも少なくないようです。社会人になる前に経験しておくのも良いかもしれません。
●自営業、飲食関係、美容関係
仕事や生活のルールを自分自身で設定する自営業の方なら、ヘナタトゥーをしていても問題ないでしょう。
また、飲食関係や美容関係の方は比較的に外見が派手な方が多い気がします(完全主観による)。夜職の方もルールが緩いところ多いイメージがあります。
ヘナタトゥーは消えるタトゥーとはいえ、周りからの目は一見、普通のタトゥーとして認識されることが多いです。
●長期休暇で海外旅行に行く人
外国に旅行に行った時に気分を変えるのにヘナタトゥーをしてみるのも良いでしょう。
新しい自分と出会えたことによって帰国後、「タトゥーを入れたい」と考えるようになるかもしれません。

こんな場面にヘナタトゥーはオススメ!
●成人式やパーティーなど
一生に一度しかない成人式。着物やスーツでビシッと決めて、女性は美容院でセットをする。そんな成人式に合わせてヘナタトゥーをするのも良いと思います。
写真を撮る機会も多いはずですし、記念に残るのでオススメです。
●音楽LIVEやフェスなど
音楽LIVEや野外フェスなどは、普段の生活とは違う非日常的な空間。アーティストを身近に感じられるサイコーなエンターテイメントです。
そんな至福の時間に好きなアーティストの名前やロゴ、または好きなアーティストとお揃いのタトゥーをヘナタトゥーで装飾すれば、グッとアーティストを身近に感じられた特別なイベントの思い出として残ることでしょう。
ヘナタトゥーは時間が経つと消えてしまいますが、消えてしまわないタトゥーが良い!と感じたなら、それを期にタトゥーを入れることを検討してもいいかもしれません。

ヘナタトゥーでも人気のモチーフ
MAP OF TATTOOでは通常のタトゥーの中で、特にヘナタトゥーで使われる人気のモチーフを紹介したいと思います。スタイル(ジャンル)はトライバルが多いです。
●花や木などの植物
●鳥
●太陽や月
●幾何学模様(曼荼羅)
ホワイトヘナ
インドでは結婚式の時にヘナタトゥーで装飾をすることは前述した通りです。その中でも人気になってきているのがホワイトヘナ。
とは言っても実際はヘナを使用しておらず、直接肌を染めません。海外ではホワイトヘナ専用のインクを使って描かれます。日本でも専用のインクやキットが販売されています。
他に見かけるのが化粧品のアイライナーなどを使ってボディペイントしていくやり方。白色だけではなくゴールドなども使って装飾したりします。
化粧品なので安心感があるところも良いですね。ウォータープルーフのアイライナーなら水に濡れても落ちにくいので2〜3日は持ちそうです。





ブラックヘナ
ヘナは天然の植物由来100%のモノを指し、色は茶褐色やオレンジ色です。しかし海外ではブラックヘナと呼ばれるヘナタトゥーがあります。
ブラックヘナには化学染料が含まれており、人によってはアレルギー反応が強く出たりすることもあります。
海外で施術を行う場合は注意しましょう。(お店の人にナチュラルヘナかケミカルなのか確認が必要)
まとめ
オシャレでファッショナブル!そんなヘナタトゥーの気になるところを幅広く紹介してきました。
一度お試しでタトゥーを入れてみたい方は、この機会にヘナタトゥーに挑戦してみてはいかがでしょうか?
そして、「一生残るタトゥーを入れたい」と思った方はMAP OF TATTOOを使って相談してみてください。
素敵なタトゥーライフを♪『NO TATTOO NO LIFE』

MAP OF TATTOOの
タトゥーカウンセリングをご利用ください
当サイト『MAP OF TATTOO』ではタトゥーに関するカウンセリングをしています
