「TATTOO」の痛みについて全解説!

タトゥーを入れる時は必ず「痛み」が伴います。初めてタトゥーを入れる時は「どのくらい痛いのか」「最後まで耐えられるのか」など疑問が尽きません。

私は全身にタトゥーが入っているので痛みについての知識と経験があります。

痛みのレベルと分部図を載せますので参考にして下さい。

Map Of Tattoo

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「TATTOOを入れたいけど、どうしたら良いか分からない」「TATTOOで後悔したくない」などの相談やカウンセリングも行っています

最も痛い レベル💀💀💀

私が経験したTATTOOの中で最も痛い箇所が「胸」。さらに詳しく説明すると胸の中心部が1番痛くて、あまりの痛みに飛び上がりそうになりました…。

余談ですが、格闘技などにおいて人間の弱点は身体の中心に集まっていると言われています(眉間、鼻、顎、喉、鳩尾、金的)。

話は逸れましたが胸が痛い理由は、皮膚が薄く肋骨とも近いからなのです。骨に響く痛みが永遠と続くような感じがするため、休憩を多めにとりながら進めることをオススメします。

足の甲

続いて「足の甲」です。見ての通り腓骨が浮き出るくらいに皮膚が薄く、触ればコリコリと骨を感じることができる箇所。

そして足の甲にタトゥーを入れた場合は、施術後も痛みと付き合ってく必要があります。その痛みとは「靴を履くこと」です。

靴はもちろん靴下を履くときも擦れる痛みを伴うので、薄い皮が張ってくる〜1週間までは耐えなければなりません。

足の甲に限ったことではありませんが、脚にタトゥーを入れる場合は血流が下がってくるので、脚全体が重くダルく感じるのも特徴です。

※個人的には足の甲は夏に入れることをオススメします(サンダルや裸足で過ごす時間が長いため)

手のひら、足の裏

私は「手のひらと足の裏」にはタトゥーが入っていませんが、入っている人に聞いた時にみんな口を揃えて言いました。「マジでヤベェ…」と笑

理由は想像つくと思いますが、「手のひらと足の裏」には神経がとても多く集中している為です。

また、身体の部位の中でも特に代謝が高い箇所でもあるため、タトゥーを入れても必ずと言っていいほど薄くなったり消えたりします。

もし入れたい場合はアーティストからも説明をされると思いますが、リタッチの必要性を承知の上で入れるようにしましょう。

痛み レベル 💀💀

背中

痛みレベルが一段階落ちますが、普通に痛い箇所を紹介します。

先ずは「背中」です。うつ伏せで施術するので、入れる前は「ワンちゃん寝れるかも…」と期待してましたが見事に打ち砕かれました笑

とうてい寝れるわけもなく痛みに耐えましたが、胸や足の甲に比べれば比較的に痛みレベルは抑えられます。

私はタトゥーの痛みを紛らわせ為に「施術箇所をマジマジと見る(進捗状況を把握して終わる時間を逆算する)」ことをします笑

しかし、背中は見れるわけがないのでより一層と時間が長く感じました泣

お尻

痛みについて質問をされた時に1番面白い反応をされるのが「お尻」です。

「え?お尻って痛いの?普段座ったりしてるじゃん」と思うのが普通の発想ですが、よく考えてみてください。「お尻は敏感」ではないでしょうか。

「敏感=神経が集まっている箇所」なので痛みも強い箇所と言えるのです。

また、足の甲と同様に背術後は「擦れる痛み」と付き合っていく箇所というのも理解しておきましょう。

最も痛くない レベル 💀

肩(三角筋)

タトゥーの施術箇所の中で1番痛くない箇所はズバリ「肩(三角筋)」です。そして同時に、1番人気の施術箇所とも言えるでしょう。

人気の理由は痛くないため、初めてタトゥーを入れる人も肩から入れる人が多いからだと考えられるのです。

ちなみに私は、肩含め腕の施術時はウトウトと寝ていました笑

顔、耳

痛くない箇所として意外に思われるかもしれませんが「顔」もその一つです。皮膚も厚く、骨も厚いため、比較的痛みを感じにくいのです。

ただ、あまり入れている人自体が少ないので参考にする意見自体が少ないことは頭に入れておく必要があります。

「手のひらや足の裏」と同様に代謝が多い箇所でもあるので、色が薄くなり安い箇所でもあ流ということを頭に入れておきましょう。

痛みの強い施術箇所は大きく「骨系」「肉系」の2つに別けられる!

骨系

骨系の痛みとは関節部位や骨張った箇所のことを指します。

前述したのは「胸」と「足の甲」でしたが、それ以外には「腰」「鎖骨」「肘」「膝」などがあります。

骨に響く痛みを疑似体験したい場合は、ボールポンにキャップを被せた状態で胸の中心を「トントントン」と叩いてみましょう。

そんなに力を入れなくてもどんな痛みなのかが何となく分かるはずです笑

肉系

肉系の痛みとは皮膚が薄く柔らかい箇所のことを指します。神経が集まっている箇所とも言えます。

前述したのは「お尻」でしたが、それ以外には「脇腹」「足や腕の内側」などがあります。

骨に響く痛みを疑似体験したい場合は、ボールポンにキャップを被せた状態で脇腹を「ゴシゴシ」と擦ってみましょう。

押しながら擦るとどんな痛みなのかが何となく分かるはずです笑

手彫りと機械彫りの痛みについて

痛みの大きさは「手彫り<機械彫り」です。

手彫りで彫っていた頃は「錆びて切れなくなったカミソリでジョリジョリと無理矢理、皮膚を削る」という表現が使われていました。

今は9割以上のアーティストがタトゥーマシーンを使って彫る機械彫りがほとんどです。

手彫りと機械彫りのメリットとデメリットを紹介しますので参考にしてください。

手彫り メリット手彫り デメリット
機械彫りに比べて痛みが小さい進みが遅く時間がかかるため、お金がかかる
和彫りの伝統的なスタイルで入れることができる手彫りを行うアーティストが少ない
手彫りのメリットデメリット
機械彫り メリット機械彫り デメリット
手彫りに比べて進みが早い。手彫りに比べて痛みが大きい
ほとんどのアーティストが機械彫りで行なっている一回の施術時間が手彫りより短いことが多い
(アーティストによる)
機械彫りのメリットデメリット

まとめ

タトゥーは「痛み」を伴うからこそ価値があると思います。

タトゥーを消すことは、入れる以上に高額なことや、元通りの肌に戻るわけではないことが、安易に消したりできない理由になります。

しかし、痛みに耐えられるかどうかはタトゥーを入れるためにはとても大切なポイント。当記事を読んで参考にして頂けたら幸いです。

素敵なタトゥーライフを♪『NO TATTOO NO LIFE』

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