TATTOOの時間に関する全てを解説

タトゥーを入れるまでにはどのくらいの「時間」が必要なのでしょうか。初めてタトゥーを入れる時は「何」に「どのくらい」の時間がかかるのか疑問が尽きません。

私は全身にタトゥーが入っていることと、タトゥースタジオで働いた知識と経験があります。

実際の施術にかかる時間から、デザイン作成にかかる時間、アーティストとの打ち合わせの時間など、「タトゥーに関する時間の全て」を解説していきますので参考にして下さい。

Map Of Tattoo

MAP OF TATTOOはタトゥーに興味のある多くの方に、有効な情報を提供できるサイトであるよう活動しています

「TATTOOを入れたいけど、どうしたら良いか分からない」「TATTOOで後悔したくない」などの相談やカウンセリングも行っています

打ち合わせ

【目安時間:30分〜60分】イメージを伝える。

先ずはスタジオでアーティストと打ち合わせを行います。アナタのイメージするタトゥーのために、なるべく多くの情報を伝えるようにしましょう。

「色を決める」「自分自身で絵を描いてみる」「写真を見せる」「文字に起こす」「施術箇所や大きさを伝える」「予算を伝える」

ココに挙げただけでも沢山あります。アーティストとのコミュニケーションもとても大切なので、アナタ自身の人となり、アーティストの人柄を理解し合い、互いに良い関係を築くことが良いタトゥーを入れるために必要なのです。

打ち合わせの時間というのはその為の大切な時間と言えるでしょう。

【目安時間:5分〜10分】必要書類の記入

どのスタジオ、アーティストでも同意書を記入する必要があります。連絡先や住所といった必要事項の記入と共に、免許証やマイナンバーカードなどの身分証明書のコピーを取ります。

また18、19歳は親の同意書が必要となりますので、前もって準備するかスタジオ、アーティストに用意をしてもらいましょう。

デザイン作成

※アーティストによる個人差、スタジオの予約状況などで前後します。

【目安時間:30分〜60分】ワンポイント

※ココでは500円玉サイズからスマホサイズまでをワンポイントと呼びます。

早いアーティストなら約30分〜60分ほどで作りあげます。最近はiPadなどのタブレットで描くアーティストも増えてきて、デザインの修正も早くなってきています。

私みたいな絵心のない人にとっては1時間前後でデザインができてくるのは感嘆の一言に尽きます笑

【目安時間:1週間〜1ヶ月】七分袖を超える大きさのデザイン

※ココでは背中一面やフルスリーブ(腕全体)など、大きい部位に入れるタトゥーのことを指します。

当たり前ですが大きいデザインを作るには時間がかかります。人気があるアーティストは予約で毎日が埋まっていてデザインを作成する時間自体を確保するのも大変。

納得いくタトゥーの為にも「待つ」という時間も必要になってくるでしょう。

下絵の転写

【目安時間:10分〜20分】大きさや向きを合わせる

ステンシルと呼ばれる紙にデザインを印刷します。その後、ステンシルに水を吹きかけながら肌に転写します。

●大きさ

先ずは大きさを確認しましょう。目で見ているより、自分の肌に写すとまたイメージが変わります。

※服で隠れる場所に入れたい時はしっかり隠れるかどうか確認が必要です。(手首やTシャツの袖のラインなど)

●向き

向きもまた下絵で確認する大事な要素の一つです。必ずしも正面が良いとは限りません。アナタ自身から見て正面が良いのか、他人から見て正面に映るのが良いのか、好みが分かれる所です。

※レタリングは特に誤字脱字、スペルミスには気を付けましょう。

●立体感

二次元の絵とタトゥーが決定的に違うのが「立体的」だということ!

人の身体は凹凸があり動きがあります。筋肉や骨といった部位に当てはまるイメージを持つとタトゥーが綺麗に映えるのです。

※関節部位は特に曲げ伸ばしをして確認するようにしましょう。

●鏡でチェック(写真も)

肌に転写し終わった後は必ず下絵を鏡で見るようにします。アナタ自身では見えない場所、見えづらい場所はもちろん、見える場所であっても写真を撮って客観的に見て確認する必要があるのです。

私にとってはこの鏡を見る時間が1番ワクワクする時間でした笑

この後、施術の痛みで一瞬にして忘れます笑

【目安時間:30分〜120分】フリーハンドで直接肌に描く場合

フリーハンドで描くアーティストは限られますが、その場のインスピレーションで作り上げていく様はまさに芸術!!!と言えるでしょう。

フリーハンドとは言っても下絵自体を紙やタブレットに起こしている場合も多く、それを確認しながら描いていく人がほとんどです。

※注意点その① 「アーティストが乗らない場合がある」デザインに納得ができずに後日になることもあります。妥協を許さない一流のアーティストだからこそなのです。

※注意点その② 「寒くなって体調が崩れる場合がある」施術箇所が露出する場合は長時間に渡って薄着の状態です。施術も続けて薄着のまま行うので益々冷えて来ます。体調が悪い場合はアーティストと相談するようにしましょう。

フリーハンドに関する記事はこちら

準備

【目安時間:5分〜15分】

転写の後はアーティストがタトゥーの為に準備をする時間です。マシーンやインク、ニードル、施術台のセッティングしていきます。

丁寧におこない衛生管理をしっかりするために自ずとこのくらいの時間が必要になってきます。

※この間にお手洗いや水分補給をしっかりおこなっておくようにしましょう。

施術〜筋彫り〜

さあ、いよいよ施術の時間です。タトゥーの工程には大きく分けてアウトライン(筋彫り)とシェーディング(色塗り)の2段階に分かれます。

それぞれどのくらいかかるのか見ていきましょう。

※デザインやスタイルによっては筋彫りを行わない場合もあります(ドットやリアリスティック)

ドット、リアリスティックについてはこちらで詳しく書いています。

【目安時間:10分〜30分】具体例=ワンポイントのバラ

【目安時間:120分〜240分】具体例=フルスリーブの和彫り

施術〜シェーディング〜

【目安時間:30分〜120分】具体例=ワンポイントのバラ

【目安時間:10分〜20分】具体例=フルスリーブの和彫り

休憩

【目安時間:0分〜10分】x 0~3回

ワンポイントのタトゥーで60分以内に施術が終わる場合は、ほとんどのアーティストは休憩を取りません。

施術がそれ以上長く続く時は5分〜10分程のトイレ休憩やタバコ休憩を取るアーティストが多いです。

※目安としては60分〜90分の間に1回の休憩を取ります。

※背中一面など大きいデザインは1回の施術で終わりません。1日で施術できる時間の限界はアナタ自身とアーティストの体力、他の予約状況などで変わってきます

アフターケア

【目安時間:5分〜10分】

施術が終わった後はガーゼやラップを使ってコーティングなどの患部のケアを行います。血やインクを綺麗に拭き取り、ワセリンを塗ったりするアーティストもいます。

この時に、アフターケアの全般について説明されることが多いです。

「ガーゼやラップなどのコーティングはいつ取ったら良いのか」「消毒した方が良いのか」「いつ治るのか」などなど…疑問はつきません。

不安がないようにしっかりと疑問点は聞くようにしましょう。

アフターケアについてはこちらで詳しく書いています。

自分一人でTATTOOに向き合う時間

【目安時間〜??】デザインをイメージする

誰でもタトゥーを入れたいと思った時は影響を受けた事象があるはずです。「憧れの有名人」だったり、「結婚、出産、別れなどの人生の節目」や「決心や想いを刻みたい」など様々。

その元となった事象からモチーフをイメージしましょう。「文字」なのか「絵」なのか「模様」なのか…しっかり自分自身と向き合あえば、きっとアナタ自身の中に答えはあります。

【目安時間〜??】似たTATTOOを探す

今はSNSで検索すれば世界のありとあらゆるタトゥーが見ることができます。きっとその中にはアナタがイメージするタトゥーに近いデザインがあるはず。

アナタのイメージに近いタトゥーさえ見つかれば、あとはアナタのオリジナルテイストを加えて世界で一つだけのタトゥーに!

【目安時間〜??】アーティスト、スタジオを探す

デザインのイメージがある程度固まってきたら次はスタジオ、アーティスト探しです。例えば、SNSで見つけたアーティストが住んでいる所から遠くて(海外など)どうしても行けない場合は近くのスタジオを探しましょう。

近くのスタジオ、アーティストの作品を見ればきっと似たスタイルを得意とする人も見つかるはずです。

【目安時間60分〜90分】MAP OF TATTOOを使って相談

アーティストやスタジオに行く前に当カウンセリングを使ってください。アーティストもスタジオもビジネスなので自分達の店に来てほしくて聞きざわりが良いことを言う人がいるのも事実です。

当サイトは客観的に見て判断してアドバイスを行うことができます。

まとめ

タトゥーに関する時間について全て紹介していきました。やはり人間が行う作業なので人によってかかる時間も振り幅があります。

アナタが納得するタトゥーを得る為に使う時間は決して無駄な時間になりません。

後悔しないタトゥーのためにも有効に時間を使って素敵なタトゥーライフを送りませんか

素敵なタトゥーライフを♪『NO TATTOO NO LIFE』

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