一生ものだから「後悔しないTATTOO」の為に ~身体に入る流れ~

「MAP OF TATTOO」という当サイトの名前の由来は、目的地(満足のいくタトゥー)を目指すために 「当サイトを地図として使って欲しい」という想いからきています。

地図があれば迷うこともなく、目的地(満足のいくタトゥー)に辿り着けるでしょう。

※地図とは

複雑な情報を伝える優れた手段であり、目的地まで導いてくれるもの。

じゃあタトゥーを入れる為に必要な情報って何だろう?

  • 値段
  • 痛み
  • 絵柄、モチーフ
  • 衛生面、アフターケア

まだまだ、ありますが上記だけでも基準になるポイントは沢山。

その為にはスタジオ選び、アーティスト選びはとても大切です。

失敗しない、後悔しないタトゥーのために、当サイトを使ってください。タトゥーを入れる為に必要な知識、情報をまとめてお伝えしていきます。

TATTOOを入れる時に考えること

今はインスタグラム、YouTubeやtiktokなどSNSを通じて沢山のタトゥーを見ることができます。アナタが入れたいデザインやモチーフのヒントはSNSでも探せますし、インターネットで検索すれば無限に出てきます。

では、本当に納得がいくタトゥーとは何なのか?後悔しないタトゥーを入れるためのポイントを見ていきましょう。

Map Of Tattoo

MAP OF TATTOOはタトゥーに興味のある多くの方に、有効な情報を提供できるサイトであるよう活動しています

「TATTOOを入れたいけど、どうしたら良いか分からない」「TATTOOで後悔したくない」などの相談やカウンセリングも行っています

納得がいくデザイン

先ずはモチーフを決めます。「花」「太陽」「月」、「龍」や「虎」、「文字」「写真」など、例を挙げたらキリがありませんが最初にメインとなる題材(モチーフ)を決めます。

そしてその後にスタイルを決めます。例えば「花」でもスタイルによって様々な花があります。

タトゥーのスタイルには「Traditional」「Black&Glay」「和彫り」「Tribal」「ポートレート」など、ジャンルとして認識されるスタイルがあります。

同じ「花」のモチーフでもスタイルによって大きく変わるので、どんなスタイルが良いのかアナタ自身でしっかり考えましょう。

デザイン作成
デザイン作成

スタジオ・アーティスト選び

現在ではどんなアーティストもスタジオも、ほとんど全ジャンルに対応しています。しかし、アーティストによって得意ジャンルがあり、できることならアーティストの得意なジャンルでタトゥーを入れるべきだと私は考えています。

また、アナタの入れたいタトゥーに親身に寄り添ってくれて、デザイン作りやアドバイスをしてくれるアーティストは信頼ができると言えるでしょう。

料金

タトゥーを入れる上で料金は最も大切なポイントの一つ。料金は大きさと、デザインの細かさによって決められます。また、背中一面にタトゥーを大きく入れる時などは、一回の施術では終わらないので何回にも分けて施術を行う必要があります。

複数回に分けて施術を行う場合の料金は、1時間あたり¥10,000〜¥30,000とアーティストによって幅があります。タトゥーは一生モノですから、安いと感じるか高いと感じるか納得がいくまで考えるのが良いでしょう。

TATTOOを入れる前日は

タトゥーを入れる前日は健康的な生活を送るようにしましょう。ご飯をしっかり食べて早めに寝るようにし、十分に睡眠を取ることをオススメします。飲酒はしないようにしましょう。

朝食もしっかり食べて早めにスタジオに着くように出かけましょう。施術をする時はインクで服が汚れることもあるので、なるべく黒色の服を着ていくようにしましょう。

タトゥーを入れる部位によっては服を脱ぐこともありますので脱ぎやすい服装で行くようにすると良いでしょう。

TATTOO施術当日

下書き(転写)

施術をする時は肌に下書きをします。多くのアーティストは「ステンシル」と呼ばれる紙にデザインを移し、肌に転写を行います。

アーティストによってはフリーハンドスタイルと呼ばれる手法で行う場合もあります。肌に直接、専用のペンを用いて下書きを描いていくのです。

一般的にフリーハンドで行うアーティストは限られており、有名で且つ料金も高い場合が多いです。見方を変えれば、それほど人気で他のアーティストには真似が出来ないオリジナリティ溢れたデザインを描くことができるとも言えるのです。

転写
転写

鏡で確認

肌に下書きを終えたら必ず鏡で確認を行います。背中など、自分の目で確認が難しい箇所を施術する場合はスマホで写真を撮ってもらい確認をするようにしましょう。

特に気をつけないといけないのは「レタリング」。日本語以外で入れる時は周りに聞ける人が居るなら聞いて、何度もチェックしないといけません。

誤字脱字があったら後悔してもしきれないので納得がいくまで確認をしましょう。

失敗例:アリアナグランデの「七輪」

鏡で確認
鏡で確認

施術

さあ、いよいよ施術です。深呼吸をして落ち着くように心がけましょう。アーティストから姿勢について指示をされます。座ったり、寝たり、時には立ったまま行うこともあります。

アナタにとって窮屈になり過ぎないように、アーティストとコミュニケーションを取りながら姿勢を決めましょう。

そして、施術が始まり痛みが我慢できない場合、体調が優れない場合を想定して「途中で止めて休憩をとること」「施術を延期すること」があることをアーティストに伝えましょう。

では、なるべくリラックスをして施術の間、痛みを我慢して過ごせるような工夫を幾つか紹介したいと思います。

工夫その1:音楽を聴く

音楽を聴くと人はリラックスできます。タトゥースタジオには音楽がかかっていることがほとんどですが、アナタが普段聴いている音楽をリクエストして流してもらえるならアーティストにお願いしてみるのも良いかもしれません。

アーティストと同じ音楽が好きなど、話が盛り上がればコミュニケーションにもなります。人間性の相互理解は満足いくへときっタトゥーと繋がることでしょう。

難しい場合はスマホで音楽を聴きましょう。その時はイヤホンをつけることをオススメします。

工夫その2:YouTubeを観る

音楽と同様にアナタの普段見ているYouTubeを観て時間の経過をするのもオススメです。私の完全個人的な主観ですが「お笑い」は痛みへの気を紛らわせるのに1番向いていると思っています。笑うことによって痛覚が薄らぐ気がするのです。

ただ、爆笑して身体が震えるくらいに面白すぎるのはアーティストの施術の邪魔になるので注意が必要です笑

工夫その3:本を読む

本を集中して読むことも痛みに気がいきにくい方法の一つです。活字だけではなく、今はアプリやウェブ漫画など媒体も様々あるので時間を過ごすには最適な方法とも言えるでしょう。

あまりの痛みで泣きそうになったとしても、感動する話を読んで泣いたことにして、涙を誤魔化すこともできます笑

工夫その4:ゲームをする

スマホゲームをやっている人はゲームをして気を紛らわせるのが良いでしょう。ただ、操作の動きが激しすぎるようなゲームは避けてくださいね笑

地味なレベルアップなど、コツコツするゲームが向いていると思います。

工夫その5:お香を焚く

香りもまた人がリラックスするには効果的な方法の一つと言われております。普段家などでお香を焚いている方はアーティストにお願いしてみるのも良いかもしれません。

工夫その6:アーティストと話す

施術時にアーティストと話をしながら時間を過ごすのも良いと思います。気さくなアーティストの方だと話を振ってきてくれて気を紛らわそうとしてくれます。

一度だけの施術ではなく、複数回に分けて施術を行う場合など何回もアーティストを顔を合わせる時はアナタの方から積極的に話してコミュニケーションを取るようにするのが良いでしょう。

※アーティストの中には施術中はほとんど話さない(集中するため)方も居るので施術前に聞いてみるのも良いかもしれません。

工夫その7:連れと話す

スタジオやアーティストに許可を取って友人や恋人に、同席してもらうのもオススメする一つの方法です。気心の知れた人となら時間が過ぎるのを短く感じさせてくれることでしょう。

※スタジオやアーティストによっては見学を断る場合もあるので事前確認をしておきましょう。

工夫その8:寝る

これは究極の方法です笑

特に痛みを感じにくいと言われている腕にタトゥーを入れる時は、比較的寝やすいと思います。私は全身にタトゥーが入っていますが、腕以外は痛みが強くて寝ることができませんでした。

痛みに強い人なら腕以外の場所に施術する場合も練れることができるかも知れません。

施術後のケア

お疲れ様でした。無事施術が終わったら、保護シートで施術箇所のカバーを行います。アーティストやスタジオによっては施術箇所に軟膏などを塗る場合も。

2、3時間空けてから患部をぬるま湯でキレイに洗い流します。洗った後は患部をなるべく清潔に保てるようにしましょう。

また、汗をかくと色が抜けてしまったり傷の治りが悪くなったりするので、当日は激しい運動や飲酒、入浴を控えるよう(シャワーのみ可)にしてください。

※TATTOO=肌に傷をつけて色を入れることを指し、傷口という認識を持つようにしてください。
   TATTOOが肌に馴染む過程は傷口の治癒と同様です。消毒などは特に必要ありません。
施術の様子
アフターケア

TATTOOの美しさを保つための長期間のケア

タトゥーを入れた後に気をつけていくことを紹介していきます。

瘡蓋(かさぶた)

前述しましたがタトゥーは傷口と同じです。つまり、傷(タトゥー)は治っていく過程で瘡蓋を作ります。瘡蓋を無理やり剥がしたりすると色が抜けやすくなったり、傷の化膿に繋がってしまう原因に。瘡蓋が自然と剥がれ落ちるまで待ちましょう。体質によりますが目安としては施術後3~5日でかさぶたができ、完治まで1〜3週間ほどです。

また、傷(タトゥー)が治る過程では痒みを伴うことが多く、我慢ができずに引っ掻いてしまう方もいるので注意が必要です。傷(タトゥー)は乾燥しやすいので、軟膏や保湿クリームを塗るのも良いでしょう

※傷(タトゥー)の治りの早さ、瘡蓋のできやすさ、痒みなど個人差があります。

日焼け

患部が炎症を誘発させるため、施術直後の日焼けは絶対に避けるようにしてください。また、完治後も日焼けは避けたほうが賢明です。

TATTOOは身体に色素を無理やり身体に定着させる行為です。

紫外線は特に黒色に熱を重点的に熱を吸収します。完治後有害な紫外線を長時間浴びることにより患部が腫れたり痒くなる可能性があるため、極力紫外線は避けてください。

また、日焼けをすると患部が乾燥しますので保湿クリームなどでアフターケアも必須です。

怪我や事故

怪我や火傷などをしてしまうとせっかく入れたタトゥーの色が抜けてしまいます。怪我をしようと思って自らする人は居ないと思いますが、万が一怪我をしてしまった場合は傷口を消毒して、怪我が治ったらアーティストに相談して直してもらうようにしましょう。

TATTOOの色味

タトゥーは施術直後の色と、施術1ヶ月経過後の色では、色味か違います。約3ヶ月くらいで落ち着いた色となりるので、その色をなるべく維持できるように日焼けや怪我に気をつけて過ごしましょう。

連続して施術する場合のスケジュールについて

大きいデザインを入れる時は1回、もしくは1日の施術で終わらない場合があります。数ヶ月、数年にわたって完成させるような場合は、スケジュールを確認しながら次回の施術の予約をする必要があります。アーティストの施術の進め方やデザインによって、主に次の2つのスケジュールパターンがあります。

施術箇所が完全に治ってから続きの施術をする(約2〜3週間後に次の施術を行う)パターンと、

施術箇所が治り始める前に連続して次の施術をする(次の施術を翌日、もしくは翌々日に行う)パターンがあります。

遠方に住むアーティストに施術をお願いする場合は交通費もかかってしまうので、連日で施術を行いたい人も多いと思います。アーティストとよく確認をした上で、施術スケジュールを決めましょう。また、タトゥーは決して安い金額ではないのでお財布と相談をしながら決めましょう。

まとめ

アナタの求める満足のいくタトゥーの為に必要な情報を知っていただけたでしょうか? まだまだ知りたい事、分からない事がありますか?

MAP OF TATTOOではアナタの想いに合った具体的なデザインの相談や、アーティストやスタジオ選びの相談など、タトゥーに関するカウンセリングを受付しています。

私はタトゥースタジオで働いた経験と、全身にタトゥーを入れた経験を元にアナタのお悩みの助けになりたいと考えています。

どのタトゥースタジオも自分のスタジオで入れて欲しいと考えていますが、私はアーティストでもありませんし、スタジオをやっているわけでもありません。ですから、客観的な立場からアドバイスを行っています。

悩みや不安は人それぞれ違うものです。どんなに色んなアドバイスの記事を読んでも悩みが解消されない時は、後悔しないタトゥーの為にアナタのそのお悩みや不安を、お気軽にご相談ください。

素敵なタトゥーライフを♪『NO TATTOO NO LIFE』

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